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ペットの飼養に関する市民の意識調査 | 札幌市

ペットの飼養に関する市民の意識調査 | 札幌市
http://www.city.sapporo.jp/somu/shiminnokoe/citi_enq/h1801/documents/04theme.pdf


■ペットを飼わない理由

 近所の迷惑になるから 27.5%



  グラフ上では「世話ができないから」が45.5%となっているが、その他の9.1%の中に同じ内容の回答が1.9%あり、合計すると47.3%となる。
 また、「死んでしまうのがいやだから」も同様に約37%で、「ペット禁止の住宅」と「近所の迷惑になる」が約28%、「お金がかかる」が約26%で続き、市民の現実的な感覚や良識がうかがわれる。
 なお、平均回答数は2.3件/人。




■ペットを飼うことによる問題点

 ペットを飼っている人も含めて約95%が「問題がある」と回答し、「糞尿問題」が約78%



  フンや尿による汚染・悪臭 78.1%

  鳴き声による騒音 62.2%

    「問題がある」とした回答が95%、平均回答数も2.7件/人で問題の潜在性と顕在化が危惧される。
   また、「糞尿問題」と「なき声」、「動物を捨てる」が特に高く3大問題となっているが、これは動物管理センターに寄せられる苦情・相談内容と内訳比率も含めて一致している。



 【年代別】
   「糞尿問題」は全ての年代で高いが、40代~60代はより高めで、20代が71%と低い。
  「鳴き声」も全ての年代で高いが、20代、40代がより高めである。

 【居住地別】
   居住地別による大きな差はみられないが、「鳴き声」が、豊平区、中央区、白石区でやや高く、東区、南区でやや低い。


■他人のペット飼養による迷惑

 ペットを飼っている人も含め約86%が「迷惑を感じている」と回答し、「糞尿問題」が約65%。



   「糞尿問題」は「その他」の中にも1.1%あって65%を超える。平均回答数も2.6件/人。
  「糞尿問題」と「悪臭問題」を合わせると90%をこえ、犬では「鳴き声」と「放し飼い」を合わせると63%、ねこでは「放し飼い」と「野良猫の餌やり」、「倉庫への侵入」を合わせると64%となり、動物管理センターで対応している苦情の実態と内訳比率を含めて一致する。



 【年代別】
   「糞尿問題」は、20代で52%と最も低く、年代が上がるとともに高くなって60代では70%となる。
  一方、「迷惑を感じたことはない」は、20代で17%と最も高く、年代があがるとともに低くなって40代以上では10%にも満たない。
  なお、「鳴き声」は全ての年代で高く、それほど差は見られない。

 【居住地別】
   「糞尿問題」は、手稲区71%、北区67%と高く、中央区で60%と低い。
  「鳴き声」は、白石区、手稲区、清田区、西区で43%とやや高く、中央区と北区で37%とやや低い。


■動物愛護管理行政について札幌市が取り組むべきもの

 約91%の市民が札幌市による対応を求めており、指導の強化が第1位で65%。



  「飼い主に対する指導の強化」に、「その他」で最も多かった「規制・罰則の強化」2%を合わせると48%と半数近くになり、「ペット業者への指導の強化」を加えると65%になる。
 また、「飼い方等の講習会」、「相談窓口の充実」、「学校等での教育活動」を合わせると28%になり、市民の4人に一人以上がこれらの事業の実施を要望している。



 【年代別】
   「飼い主に対する指導を強化する」は、全ての年代で高いが、20代では37%と低い。
  「ペット業者に対して規制や指導を強化する」と「相談や要望の窓口を充実させる」は、20代でそれぞれ20%、12%と最も高く、年代が上がるとともに低くなって半分程度になる。

【居住地別】
  「飼い主に対する指導を強化する」が、最も高い白石区で50%、最も低い豊平区で42%と8ポイントの差があったが、他の項目では居住地別による差は見られない。
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